西郷が米ツアー初Vをメジャーで決めた!日本勢が48年がかりで”グランドスラム”達成!

今年のメジャー第1戦「シェブロン・チャンピオンシップ」は7アンダーで並んだ5人によるプレーオフへともつれ込んだ。

1ホール目の18番パー5で唯一2オンしたイン・ルオニンがイーグルチャンスからまさかの3パット。

2打目でグリーンオーバーした西郷は1㍍弱につける絶妙のアプローチを見せる。

ライバルたちがチャンスのパットをことごとく外す中、西郷はウイニングパットを慎重に沈め、このホールでただ一人バーディー。

メジャー史上最大である5人プレーオフを制した。

日本勢によるメジャー制覇の歴史は1977年の樋口久子の全米女子プロに始まる。

2勝目までは実に42年を要したが、2019年の渋野日向子が全英女子オープンを制すと、2021、24年の笹生優花(全米女子オープン)が続く。

同年に古江彩佳(エビアンチャンピオンシップ)が優勝を飾り、日本勢が制していないメジャーは今大会だけになっていた。

日本勢としては通算5人目、6勝目を飾ることとなった西郷。これで日本勢はすべてのメジャーを制する「グランドスラム」を達成したことになる。

西郷は「全身震えながらストロークしてました。あきらめずにやってきてよかったなと思います。ホントにうれしいです」と喜びを語った。

この記事を書いた人

アバター

tokyo-Chronicle